
ていていです。
「暗号資産って本当に安全?」「50代から始めても遅くない?」
── そう思う方、きっと多いですよね。
私自身、50代になってから暗号資産の世界に飛び込むのは怖かったですし、私のまわりでは暗号資産をやってる人が一人もいなかったので不安でした。
でも調べていくうちに、暗号資産は世界中で使われ、「知らないと損するかもしれない」という感覚に変わりました。
この記事では、暗号資産を全く知らない初心者の方でも理解しやすいように、専門用語はなるべく使用せずに解説します。基本的な仕組み、代表通貨、メリットとリスク、将来性までカバーしますので、読み終える頃には「暗号資産って案外身近かも」と感じてもらえるはずです。
安心して始められるような第一歩を、一緒に踏み出しましょう!
1. 暗号資産とは、形のない新しいお金

暗号資産は、物理的な紙幣や硬貨がない「形のないお金(デジタルなお金)」です。
私たちが普段使う日本円やドルなどは、国や銀行が発行・管理していますが、
暗号資産はブロックチェーンという技術で、世界中の人たちの協力によってデータを管理しています。
この管理方式のおかげで、改ざんされにくく、透明性が高いという特徴があります。

つまり「誰か一人の都合で勝手に操作できないお金」
という性質を持っているのです。
暗号資産は、投資対象としての可能性を持つ一方で、リスク管理が不可欠な資産でもあります。
50代初心者の方でも、正しい知識と慎重な姿勢があれば、暗号資産は遅くない選択肢になり得ます。
2. 「仮想通貨」と「暗号資産」の違い
かつては「仮想通貨」と呼ばれていたこの技術用語ですが、日本の金融庁では2020年5月より「暗号資産」という呼び方に変更されました。

何で変更されたの?

なぜかというと、「通貨」という言葉だと、法的に通貨と誤解されやすいからです。
今では「資産としての側面」も強調され、「仮想通貨」よりも正確な表現として使われています。
3. 代表的な暗号資産の種類
暗号資産には多くの種類がありますが、まずは代表的なものを知っておきましょう。
① ビットコイン(BTC)
ビットコイン(BTC)は最初に生まれた暗号資産で、価値の保存(資産として持つ)用途で使われることが多いです。
② イーサリアム(ETH)
イーサリアム(ETH)は、通貨としてだけでなく、プログラム(スマートコントラクト)を動かすプラットフォームの役割も持っています。
③ その他のコイン
- リップル(XRP):送金スピードが速い
- スイ(SUI):次世代ブロックチェーンインフラ
- USDT(テザー):価格が米ドルと連動する「ステーブルコイン」

2025年6月の時点で、市場には3,700万種類を超える暗号資産が存在しています。
4. 暗号資産のメリットとリスク

① メリット
暗号資産には以下のような魅力があります。
まず、国や銀行を介さずに個人間で送金でき、世界中どこへでも送金が可能です
通常の銀行送金では時間や手数料がかかるところを、暗号資産なら比較的速く、しかもコストを抑えて送れることができます。
また、ブロックチェーンの性質から、データの改ざんが非常に難しいという安全性の利点もあります。さらに最近では、金融の新しい形であるDeFi(分散型金融)やNFT(デジタルアート)、スマートコントラクトとの連携が進んでおり、暗号資産は今後ますます重要な役割を担う可能性があります。
② リスク
一方でリスクも無視できません。
価格変動が非常に激しく、たった一日で数%から十数%動くことがあります。
詐欺プロジェクトや偽のコインも存在するため、信頼性の低いものには近づかない慎重さが必要です。
また、ウォレットや秘密鍵、パスフレーズなどの管理は自己責任で、失くすと資産を取り戻せないこともあります。
- 価格の激しい変動
- 詐欺・偽物プロジェクトの危険性
- 自己管理の責任(鍵・パスワードの紛失)
5. 暗号資産の将来性
暗号資産はまだ発展途上ですが、可能性は大きいと思います。
たとえば、銀行が導入する決済インフラとして使われたり、各国で法定通貨と連動するCBDC(中央銀行デジタル通貨)が登場したりすることも予想されます。
日本でも法制度の整備が進み、安全に使える場が増えていくでしょう。

今から学んでおくことで、将来のチャンスをつかむ備えになります。
6. 暗号資産のまとめ
ここまで読んでいただき、暗号資産について少し身近に感じてもらえたでしょうか?
最後にポイントを振り返っておきましょう。
- 暗号資産は「インターネット上のお金」のような存在で、送金や投資に使える
- 価格の変動が大きい一方で、将来の資産形成のチャンスもある
- 50代からでも決して遅くない。少額からコツコツ始められる
- 大切なのは、メリットとリスクを両方理解して、自分に合ったやり方を選ぶこと
暗号資産は難しいイメージがありますが、一歩ずつ学んでいけば大丈夫です。

「知らないまま不安に思う」より、
「知って納得してから少し試してみる」ほうが、ずっと安心できますよ。