
ていていです。
「暗号資産って怪しい話を聞くけど、50代でも安全に始められるかな?」
「暗号資産って詐欺が多いんじゃないの?」
「初心者にはリスクが大きいんじゃないの?
そんな不安を抱いている方は少なくありません。
私もかつて、SNSで「このコイン買えば儲かるよ」と誘わた経験があります。後で調べたらそれは典型的な詐欺だったと知り、「知らないって危険だ」と痛感しました。
今回の記事では、50代から暗号資産を始める皆さんに向けて、典型的な詐欺の手口6つと、初心者でも実践できる安全な始め方を丁寧に解説します。
読むことで「怪しい話を見抜く力」がつき、安心して暗号資産に一歩を踏み出せるようになります。
1.|知識と対策があなたの資産を守る

暗号資産投資において、市場の動向を追うことと同じくらい重要なのが、セキュリティとリスク管理です。暗号資産は非常に革新的ですが、その性質上、利用者自身の厳重な管理が欠かせません。
詐欺は「無知」につけ込んできます。ですから、知ることでリスクは大きく下がります。
- ブロックチェーン分析会社チェイナリシスによると、2024年、暗号資産詐欺の被害額は少なくとも 99億ドル(約1兆4000億円) に上りました。
- 米国では60歳以上の人が暗号資産詐欺の被害で約28億ドルを失ったという報告もあります。
このように、高年齢層・50代以上がターゲットになりやすいという傾向が見えます。

だからこそ、50代こそ“知る”ことが重要です。
2.|50代が狙われる典型的な手口6つ

次に、50代の方が特に注意すべき詐欺手口を6つご紹介します。
その後、安心して始められる対策も一緒に紹介します。
手口1:高利回りを謳う投資話

対策:高利回り・即決を迫られる話はまず疑う。
手口2:偽取引所/偽アプリ経由の購入
見た目は本物そっくりでも、登録業者でない場合もあります。

対策:公式サイトで「金融庁登録業者かどうか」を必ず確認。
手口3:知人・恋人を装う「ロマンス詐欺+暗号資産」

特に50代以上を狙う手口として報告されています。

対策:ネットで知り合った相手が急に投資をすすめてきたら要注意。
手口4:ウォレットアドレスを教えてと言われる

「こちらに振込んでください」「QRを読み取って」と言われ即対応すると危険。

対策:送金前に必ず自分で調査・確認を行う。
手口5:偽口コミ・インフルエンサー推薦
「超有名YouTuberもやってる」など。

対策:その動画・投稿を逆検索、信頼できるか自分で調べる。
手口6:暗号資産ATMを使った現金即送金
「簡単ですぐ交換できます」と言われてATMに誘導される被害もあります。

対策:ATM経由の案内は疑い、公式取引所を使う。
3.|詐欺手口と回避のポイント
| 手口 | 特徴 | 回避ポイント |
|---|---|---|
| 1.高利回り投資 | 「短期間で○倍」など | 即決せず翌日考える |
| 2.偽取引所・アプリ | 本物そっくりのサイト | 登録業者確認 |
| 3.ロマンス+投資誘導 | ネット愛好→投資話へ | 出会い系+投資は警戒 |
| 4.送金先アドレス提示 | QR/アドレスを教えさせる | まず相談・確認 |
| 5.偽インフルエンサー | 人気動画に“推薦”あり | 投稿元を検索 |
| 6.ATM誘導 | 現金→暗号資産へ即変換 | 公式取引所のみ利用 |
4.|詐欺を断って学んだこと


私自身、50代になってからこのような経験をしました。
ある日、SNSで「毎月5%増える仕組みの暗号資産です」というDMが届きました。
投稿者は「10年以上の信頼ある業界人です」と名乗り、動画リンクまで送られました。
「簡単に儲かる」という言葉に一瞬心が揺れました。
- 金融庁の登録業者ではなかった
- メールの日本語に違和感があった
- 決断を急がせる誘導だった
怪しいと思い、断ったというか無視したので、被害はありませんでした。
この経験から私は「知識が最大の防御」だと痛感。
50代でも、しっかり調べて、時間を掛けて考えれば、被害を避けられます。
5.|50代が暗号資産を安全に始めるために
- 詐欺を知ることで【安心】に変わる
- 典型的な手口を6つ覚えて被害を避けよう
- 安全対策を実行すれば、50代でも安心して参加できる
- 自分の財産を守るのは「知識」と「行動」です

知らないことが最大のリスク。知識こそ50代のあなたを守る資産です。



